「米国株が強いのはわかった。でも、結局S&P500とNASDAQ100、どっちを買えばいいの?」
銀行の顧客から、こうした質問をよく受けます。そして、私自身も「うだつの上がらない現状」を打破するために、どちらをメインに据えるべきか悩んだ一人です。
結論から申し上げると、私は「両取り(併せ持ち)」という選択をしました。
なぜ銀行員である私が、あえて一つに絞らなかったのか。それぞれの指数の特徴を比較しながら、40代からの資産再構築に最適な戦略を解説します。
1. S&P500とNASDAQ100、何が違うのか?
まず、「数字の根拠」で両者を比較してみましょう。
| 項目 | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 楽天・プラス NASDAQ-100 |
| 対象 | 米国の主要500社 | ナスダック市場の上位100社 |
| 特徴 | 米国経済そのもの。バランスが良い。米国株式市場の時価総額の約80%をカバー。 | ハイテク・成長株が中心。爆発力がある。 |
| 主な構成銘柄 | Apple, Microsoft, Amazon, Berkshire | Apple, Microsoft, NVIDIA, Tesla |
| リスク(振れ幅) | 中(標準的) | 高(ボラティリティが大きい) |
つぎに過去のリターンを比較します。
近年のパフォーマンスでは、米国のGAFAM(ガーファム)などの情報技術関連の企業が株価を牽引したため、NASDAQが高位に推移してきました。しかし、市場の下落局面では、S&Pなどど比べてNASDAQの下落幅は大きいです。

S&P500は「米国経済全体の平均点」を取りに行く守りの投資、NASDAQ100は「次世代の技術革新」に賭ける攻めの投資と言えます。
2. なぜ私は「両取り」を選んだのか
「どちらか一方が優れている」という議論になりがちですが、私の目的は「勝つこと」ではなく、サイドFIREに向けた「着実な資産再構築」です。
① 「安心」のためのS&P500
40代、家族を持つ身として、すべてをハイテク株に預けるのはリスク管理上、勇気がいります。米国全体に広く分散されたS&P500をコアに据えることで、マーケットの大きな荒波にも耐えられる「心の安定」を確保しています。
② 「加速」のためのNASDAQ100
一方で、ヒラ行員の給料とS&P500の平均的な利回りだけでは、サイドFIREへの道のりは遠いのも事実。そこで、高い成長率を誇るNASDAQ100を組み合わせることで、資産形成のスピードを一段階引き上げる「ブースター」の役割を持たせています。
3. 【銀行員流】新NISAでの積立設定のコツ
私は現在、楽天証券のNISA口座で、以下のような比率で積み立てを行っています。
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500):50%
- 楽天・プラス NASDAQ-100インデックス:50%
この比率に正解はありませんが、大切なのは「暴落が来ても、この組み合わせなら信じて持ち続けられる(敗者のゲームを継続できる)」と思えるかどうかです。
4. まとめ:迷う時間は「機会損失」になる
「どっちがいいか」と半年悩んでいる間に、市場はどんどん先へ行ってしまいます。
銀行員として多くの顧客を見てきて感じるのは、最強の投資法はS&P500でもNASDAQ100でもなく、「一刻も早く始め、長く市場に居続けること」です。
もしあなたがまだ迷っているなら、まずは少額ずつでも両方に投資してみて、自分のリスク許容度を確かめてみるのも一つの手です。
私が今回紹介した「S&P500」と「NASDAQ-100」の両方を、業界最低水準の手数料で積み立てているのは、楽天カード決済でポイントも貯まる楽天証券です。
具体的な口座開設の手順と、私が実際に行っている設定はこちらの記事で解説しています。



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